諏訪湖の御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)は15日、今季の結果を神前に報告する「注進奉告祭」を同神社で行った。氏子総代ら約40人が参列。御神渡りが出現しない「明けの海」を神前で報告し、拝観式で使う予定だったしめ縄をたき上げて来季の出現を祈った。
諏訪市四賀の仏法紹隆寺(岩﨑宥全住職)は15日、市民の寄付で修復した寺宝「釈迦涅槃図」(1802年作)を公開した。保有からおよそ150年を経て初の涅槃会を行い、かつて同寺末寺で親交の深い無量寺(箕輪町北小河内)の中川清健住職が図画の解説をした。
駒ケ根市は15日、「海外から選ばれる地域づくり~ネパールの事例から」をテーマにした駒ケ根フォーラムを市地域交流センターで開いた。約130人が出席。人材不足が課題となり、外国籍労働者の受け入れが人材確保の一つの方策として注目される中、パネルディスカッションなどを通じ、地域での多文化共生の在り方について考えた。
岡谷商工会議所が主体となり、多くの市民らが参画して制作してきた手描き地図「岡谷まちなか未来図」が完成した。佐久市在住の絵地図作家・江村康子さんが、住民個々の思いを落とし込んで制作したイラスト地図。7日夜に開いた第1回岡谷まちなか会議で披露され、出席した人たちは、岡谷を愛する住民の思いが可視化され地図に明るい岡谷の未来を想像した。
運転免許証の更新手続きを行うため、5年ぶりに訪れた警察署の窓口。順番を待つ長い行列に目を向けると高齢者の姿が目立つ。多くは現役のドライバー。車がなければ生活の利便性が著しく低下する地域ならではの光景だろう▼2019年からの5年間に県内で発生した交通死亡事故のうち、65歳以上の高齢運転者が第1当事者となった事故は約3割。加齢に伴う身体、判断能力の低下は深刻な事故を招く。高齢化社会を背景に免許の自主返 ...
2月16日は、茅野市などで製造が盛んな天然寒天にちなんで制定された「寒天の日」。茅野商工会議所と県寒天水産加工業協同組合は今年も市内の全小中学校と保育園、幼稚園などに計約1500本の角寒天を無償提供。14日には多くの小中学校で「寒天給食」が行われた。それぞれ栄養士が工夫した主菜、副菜、デザートを味わい、冬の寒さを利用して作られる伝統食材に親しんだ。
富士見町と伊那市に事務局を置く「入笠山観光連絡協議会」は14日、5年に1度更新する開山祭記念バッジの新デザインを発表した。全国の85人が応募した作品94点の中から協議会で審査し、大分県の小野千尋さんが考案したデザインを最優秀賞に選んだ。5月17日に予定する開山祭で参列者に配布する。
駒ケ根市は、赤穂南小学校区にある赤穂南幼稚園と美須津保育園を統合し、早ければ2028年度に新たな保育・幼児教育施設の開園を目指している。同幼稚園は26年度末で閉園し、現園舎を解体した後に新園舎を建設する計画。増加傾向にある3歳未満児の保育ニーズに対応できるように整備する方針で、来年度、基本設計に着手する。施設整備などについて、地域住民や保護者らの提案を積極的に取り入れていく考えだ。
諏訪市教育委員会は13日夜、市南部地区への小中一貫校整備を検討する「ゆめスクールプラン南部地区推進委員会」の第8回会合を市役所で開き、新校舎整備予定地である諏訪南中学校の周辺で、用地確保に向けた土地の調査を行うと委員らに報告した。新年度一般会計当初予算案に土地測量、不動産鑑定評価、移転補償積算の業務委託費用計669万4000円を盛った。
某テレビ局を巡るトラブルにはあまり興味はないけれど毎朝、時計代わりに見ている情報番組はたまたま同局のもの。CMの差し替えが話題になる中、いつもは聞き流しているCMに目が行く。公益社団法人ACジャパンのCMである▼その一つ「スタートライン」。陸上競技に見立てたスタートラインで、一人だけ後ろから走り出す女の子。他の子たちの背中がどんどん小さくなっていく。「スタートラインは、みんな同じだと思っていた」。
駒ケ根市中沢の市障がい者就労支援センター伊南桜木園は、昨年度に続き地元産のリンゴ(ふじ)とニンジンを使ったミックスジュース(商品名『林檎と人参のミックスジュース』)を販売している。今季はリンゴのカメムシ被害が深刻で、原料の調達に苦心。製造量は昨季の2割ほどにとどまったが、味や出来栄えは遜色ないという。
上伊那地域の森や木に携わる事業者の情報を集めたウェブサイト「きとくらす上伊那」が本格的に稼働を始めている。上伊那の行政機関や林業・木材事業者らでつくる上伊那地域材利活用促進協議会の取り組みで、建築や食品、燃料など多様な分野の事業者の商品やサービスを紹介。今後も掲載を増やす予定で、森や木という切り口で上伊那の魅力を地域内外に発信する。