ドナルド・トランプ米大統領は欧州の首脳らに対し、米国がウクライナに安全保障を保証する前向きな姿勢を示した。複数の欧州当局者が明らかにした。これは戦争終結に向けた米国の役割を巡り、トランプ氏の立場の大きな転換となる。

米当局者によると、州兵が近く首都ワシントンに増派される見通しで、数日中に武器を携行する準備を進めている。これは、ドナルド・トランプ大統領が暴力的な犯罪者から首都を「取り戻す」ため、州兵を派遣すると表明してから数日後の大きな方針転換となる。

ドナルド・トランプ大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との首脳会談、その後のウクライナおよび他の欧州首脳との協議を経て、ロシアとウクライナは停戦合意ではなく、戦争終結に向けた直接交渉に入るべきだと述べた。

トランプ氏は15日夜、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との首脳会談後に行われたFOXニュースのインタビューで、「今はそのことを考える必要はない」と述べた。また、「会談は非常に良好だったと思う」と話した。トランプ氏は数週間かけて制裁措置を再検討するとしている。

【アンカレジ（アラスカ州）】ドナルド・トランプ米大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、注目を集めた会談を終えたが大きな進展を示すことはなかった。ウクライナ戦争終結への道筋は不透明なままだ。

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